2022年4月にスタートした長女の「おこづかい投資」は、4か月が経過しました。
今回は2022年7月の運用成績を報告します。
かんたんに「子どものおこづかい投資」をおさらいすると、
- 小学一年生の長女へ
- 特別ルールを設けた投資で経験を積ませて
- 複利の力を学ぶ
というコンセプトです。
「貯金も大切だけど、投資も同等に、いや、それ以上に大事!」
と身をもって体験してもらいたい訳です。
早く投資を始めて、時間を味方につけたいね!
子どものおこづかい投資については、こちらの記事も読んでみてください。
2022年7月の景況感
まず最初に、2022年7月のマーケットの動向を簡単に振り返ります。
7月も金融市場にとって大きなイベントがたくさんありました。
ざっと見返すと
- 米国6月のCPI(消費者物価指数)発表
- 日銀金融政策決定会合
- ECB(欧州中央銀行)政策理事会
- FOMC(連邦公開市場委員会)
こんな感じで、今月も色んな金融ニュースがありました。
米国CPI(消費者物価指数)
2022年に入ってから米国CPI(消費者物価指数)の伸びが著しく、6月の数値は前年同月比+9.1%を記録しました。
輸入に頼る日本もそのあおりを受けて、物価高がつづいていますね。
食品やガソリン価格の上昇は、一般家庭に直撃です。
日銀金融政策決定会合
日銀は目標とする”2%の安定的な物価上昇はまだまだ”として「現状の金融緩和継続」と意見を公表しました。米国の急速な利上げとは対照的です。
ECB(欧州中央銀行)政策理事会
物価高を背景に、これまでゼロだった政策金利を0.5へ引き上げました。
米国に続いて大幅な金利上昇です。(日本はいまだセロ金利。。)
FOMC(連邦公開市場委員会)
6月に続いて、2会合連続で0.75%の大幅利上げ発表。
パウエルFRB議長は、インフレを目標の2%へ向けて抑制させるとしました。
その一方、利上げペースは今後のデータ次第としながらも緩和の可能性を示唆しました。
為替レート
米国の急速な利上げと、日銀の金融緩和維持も相まってドル高円安は進みました。
一時は1ドル139円台をつけましたが、FOMCでのパウエル議長の”利上げペース緩和の可能性”をうけてその後は円高にふれました。
1日で3円も円高になる日もあって、ここ数ヶ月の円安進行から一転。ビックリです。
世界の金利は上昇傾向だけど、日本はゼロのままなんだね。
おこづかい投資はプラス成長
本題に戻って子どもおこづかい投資ですが、トータルリターンは+707円。
7月単体では+601円でした。
評価額も19,000円台にのせて、娘の目標とする”ゲームを買う”が現実的な金額になってきました。
7月の買い付け
7月は合計で5,108円を買い付けました。
- 前月残高の10%分・・・1,348円
- おこづかい・・・1,210円
- ママの支援・・・2,550円
子どものおこづかいで投資するので投資額は少ないです。
娘の目的は任天堂Switchを買うことなので、目標は3万5,000円ほどですが、こどもの入金力では果てしなく遠い道です。
ということで、ママも少しずつ拠出しています。
毎月娘の投資額を上回っているのがネックですが、”追い風”ということで良しとします(笑)
娘自身も、
- お手伝いでお小遣いをゲット!
- 投資に回す!
というサイクルが身についてきたので、(おこづかい稼ぎが目的で)積極的に家事の手伝いをやってくれるようになりました。
引き続き見守っていきたいなと思います。
評価額は毎日記録
これまでの評価額は、毎日ポケモンの手帳に記録しています。
増えた・減ったを肌で感じて、”自分の資産なんだよ”と伝えることが目的です。
自分から「おかね かこう!」と声をかけてくるので、もはや日記感覚になっています。小学校の宿題と並行して毎日のルーティーンです。
まとめ
7月の成績は+601円でフィニッシュ。
買い付け額は合計で5,108円でした。
- 前月残高の10%分・・・1,348円
- おこづかい・・・1,210円
- ママの支援・・・2,550円
まだまだ金額は少ないですが、コツコツと投資を続けて評価額と共にマネーリテラシーを高めてもらいたいです。
そのために、親がしっかりとお金の知識をつけないとです。
よし!ぼくもがんばるぞ!