2022年4月にスタートした長女の「おこづかい投資」は、3か月が経過しました。
今回は2022年6月の運用成績を報告します。
かんたんに「子どものおこづかい投資」をおさらいすると、
- 小学一年生の長女へ
- 特別ルールを設けた投資で経験を積ませて
- 複利の力を学ぶ
というコンセプトです。
「貯金も大切だけど、投資も同等に、いや、それ以上に大事!」
と身をもって体験してもらいたい訳です。
早く投資を始めて、時間を味方につけたいね!
子どものおこづかい投資については、こちらの記事も読んでみてください。
2022年6月の景況感
まず初めに、簡単に今月の金融市場の動向をおさらいします。
先月に引き続き世界中でインフレが高進しており、物価高が止まりません。
日本で生活していても、値上がりしていると感じるね。。
米国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+8.6%と勢いおさまらず、アメリカの中央銀行に当たるFRBはFOMC(連邦公開市場委員会)で0.75%の利上げを決定しました。
なんとこれは1994年11月以来、約28年ぶりです。
通常利上げ幅は0.25%ですから、今回は3倍の大幅利上げです。
金利と株価は逆相関の関係にありますから、株価も軟調です。
S&P500指数は年初来20%を超える下落幅を記録して、弱気相場入りしてしました。
おこづかい投資もマイナス成長
娘のおこづかい投資もマイナスでした。
トータルリターンこそ+98円でしたが、6月単月では-201円です。
そもそもの投資額が少ないので大した額ではありませんが、それでもマイナスは喜ばしいことではありませんね。
当の本人はまったく気にしていませんが(笑)
とは言っても、投資額より増えているので、投資をする意味を伝えるには十分です。
6月の買い付け
6月は合計で3,770円を買い付けました。
- 前月残高の10%分・・・975円
- おこづかい・・・1,040円
- ママの支援・・・1,755円
子どものおこづかいで投資するので投資額は本当に少ないです。
娘の目的は任天堂Switchを買うことなので、目標は3万5,000円ほどですが、こどもの入金力では果てしなく遠い道です。
ということで、ママも少しずつ拠出しています。
毎度毎度、娘の投資額を上回っていますが見ないふりしています(笑)
娘自身の投資額を明確に
5月までの投資額は、娘のおこづかい額とママの支援額が混同していたため、はっきりした金額がわかりませんでした。
原因は、一時的にお金をためておく貯金箱が一つだったこと。
そこで、子ども用とママ用に貯金箱を分けました。これで毎回の買い付けをする際にも、正確な金額を伝えられるようになりました。
自分が投資した金額を伝えることは大切だよね!
身銭を切って捻出した資金のほうが投資に真剣になれると思いますし、何より自分のための投資なので、しっかり自覚させる必要があります。
仮にあぶく銭で投資に成功しても、そこから学べるものは自己資金の投資に比べると少ないのではないかと考えています。
これは一般の投資家にもいえることだと思います。
娘の反応は?
毎朝のルーティーンとして、ポケモンの手帳にその日の評価額を記入しています。
娘のほうから「パパ~お金書こう~」と言ってくるので、お金に対する意識は少しずつ生まれてきているなと感じますね。
子どもなので、金額の「増えた減った」しかわかっていませんが、自分の”資産”の増減を毎日把握している小学生もかなりの少数派だと思います。
そもそも学校で「たしざん」を勉強している小学一年生なので、それだけでも十分でしょう(笑)
投資先をおぼえていた
娘の投資先は全世界株”eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)”です。
この投資信託を買うだけで世界中に分散投資できるすぐれもの!
オルカンについてはこちらの記事をご覧ください。
買い付けを行うときには、必ず娘へ報告しています。
すると、娘がこんなことを言ってきたのです。
いろんな くにをかってるんだよね!アメリカとか、カナダとか!
これにはビックリしました!
あまりに頻繁に投資先の話などしてませんでしたが、以前に話した内容をしっかりおぼえていたんですね。
しかも「アップル」など、個別の企業名も娘の口から出てきたことには驚きでした。
子どもの記憶力おそるべし!あまり変なことは言えません(笑)
【子どものおこづかい投資】2022年6月のまとめ
軟調な相場の影響をうけて、6月単月では-201円の結果でした。
トータルでみると+98円で、わずかですがプラス成長です。
買い付けは以下の通り。
- 前月残高の10%分・・・975円
- おこづかい・・・1,040円
- ママの支援・・・1,755円
自分の投資先が全世界だと理解していたことは、驚きと喜びのダブルの衝撃でした。
これからもお手伝いをがんばって、おこづかいを全世界に投資していってもらいたいです。